竹垣・生垣
日本の伝統的な垣(根)である竹垣は仕切垣として家の外周の囲いや庭の中の風景の仕切りとして使用されてきました。また、袖垣としては遮蔽効果や建物と庭との自然な連結を担ってきました。真竹(マダケ)、孟宗竹(モウソウチク)、黒竹(クロチク)は冬に収穫されるものが良く、それらを丸竹や割竹、それに竹の穂として竹垣に使用します。しかし最近は手入れが不要なアルミや樹脂などの素材を使った人工竹が竹垣によく使われるようになって来ました。
竹垣を目隠しの目的で使用する仕切垣として建仁時垣や御簾垣、園路沿いに設置する金閣寺垣や竜安寺垣、また透かし垣としては四つ目垣が有名です。
生垣は植物を植えてつくられる垣根で囲いの一種ですが、垣根や塀などの囲いが持つ役割に加えて、さらに自然景観との調和という重要な役割を持っています。